サウナ嫌いの店主が
つくった愛されサウナ

フタバ湯は、全国のサウナーからラブコールを受けるロウリュが人気の銭湯です。女子風呂のサウナ室は定員5名で天井低め、室内暗め。入った瞬間にほんのりとこうばしい香りが漂います。この香りの正体が、全国にファンの多い「ほうじ茶ロウリュ」です。サウナ嫌いの店主加地さんが、サウナ好きのお客さんの案を取り入れたことが始まりだそう。

室内には「ほうじ茶ロウリュの作法」が示されています。ほうじ茶を1杯かけ、つぎに天然水を1杯。天井が低いため、すぐに蒸気が降り室内にほうじ茶の香りと熱気がぶわっと広がります。芳醇でほのかに甘みを感じるほうじ茶の香りに包まれながら、体感温度はどんどん上昇。

10分ほど入ったところで外へ出て、水風呂へ。春光台の地下水を使用しており、柔らかく滑らかな肌触りで身体にすっと馴染む感覚が心地よく「出たくない…」と思ってしまうほど。

水風呂を出て、銭湯ならではのペンキ絵を眺めながら休憩。休憩室から加地さんと常連さんの笑い声が届きます。冬が近づく中でもほっこりとあたたかい、下町で愛され続ける銭湯で今日も整っちゃいました。

今月のサ飯

お風呂上りに着たくなるフタバ湯オリジナルトレーナー