職人の思いが生んだ工芸品
廃棄物に新たな価値を
熟練の技で削る鹿角の箸
昭和木匠工芸

- 指先の感覚を頼りにベルト研磨機で箸の表面を美しく整えます

- 上からカリン、黒檀、エンジュ材の箸。各樹種の色味と鹿角の風合いが美しく融合しています
高級木材の黒檀やカリンに、白く美しい光沢を放つ鹿角を融合した箸。和寒町で木工のレジェンドとして親しまれる馬場宣昭さん=写真=が手掛ける、木材と鹿の角を組み合わせたシリーズ「TSUNO(ツーノ)」が、いまアウトドア愛好家から注目を集めています。
馬場さんは60年以上に渡り木工の世界で腕を磨いてきた職人です。TSUNOは、町商工会が企画した地域発の商品を作るプロジェクトの一環で生まれました。馬場さんは地元のハンターから駆除した鹿の角が廃棄されていることを聞き、「せめて鹿の証を形に残そう」と角を生かした工芸品を作るようになりました。とはいえ鹿角は非常に硬く、一本ごとに密度や形状が異なるため加工が難しく、洗浄から研磨、成形まで、繊細な技術と経験が求められます。最初は簡単なアクセサリー作りから始め、素材の特性を研究しながら試作を重ねて独自の加工技術を確立しました。
ストラップやウォールフックなど、いくつか生まれた製品の中でも特に評判を呼んでいるのが、持ち代に鹿の角を配した箸です。硬さのある重厚な木材と乳白色の角が、熟練の技で一体となって削り出された逸品で、野趣を感じる質感とデザイン性の高さが口コミで広がり、アウトドアシーンで使われるようになっています。
「鹿角の力強さ、美しさをそのまま形にしたいんだ」と語る馬場さん。高い技術と素材への愛情が、和寒町に新たな工芸品を生み出しました。1膳(黒檀、23cm)7500円。馬場さんが代表を務める昭和木匠工芸(和寒町西町)と、わっさむ町食と観光案内所(和寒町北町)で販売しています。問い合わせは昭和木匠工芸(Tel.0165-32-2677)へ。
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