人と物、町の魅力いきかう場
当麻に角打ち楽しめる酒店

JR当麻駅前の当麻町4条南3丁目に、3月31日(月)、思わず立ち寄りたくなる憩いの酒店「馬場商店」がオープンしました。日本酒の販売と角打ち営業のほか、地域の人や観光客が気軽に集える場所として、季節ごとのイベントやビアガーデンも計画しています。

店主は、旭川市出身の馬場剛さん＝写真＝。豊かな自然と地元を愛する町民の姿に心を打たれ、7年前に家族と共に当麻町へ移住しました。その後、町に馴染もうと積極的に地域の魅力をSNSなどで発信し続けるうちに、「当麻町を一番愛する男」「当麻PR大使」などと呼ばれるまでに。そしてさらに、来町者に町の魅力を伝える場を作りたい、という思いが強まり、旭川市の老舗酒販店「うえ田」が経営する「和酒角打うえ田舎(や)」の姉妹店として、オープンが実現しました。

お店では全国各地の銘酒を販売するほか、店舗中央に設置したコの字カウンターで、角打ちスタイルで気軽におすすめの一杯を楽しめます。ゆくゆくは地元のグルメや特産品を販売したり、広々とした前庭でビアガーデンや子供縁日を実施したりと、季節ごとに人が集う催しも企画したいと考えています。営業は正午から午後9時半まで。当面は無休。

「自分を受け入れてくれた町のみんなに恩返しをしたい。地域の魅力を発信する場にできれば」と馬場さん。人々が気軽に集い、笑顔と会話が生まれる場所として、当麻町の新しい顔になりそうです。問い合わせは馬場商店(Tel.0166-67-3236)。