35周年 和の響きを未来へ
代表曲「躍動」など披露

旭川で和太鼓文化を支えてきた「旭川太鼓連盟」の設立35周年記念演奏会が2月23日(日祝)、午後1時30分から旭川市公会堂(常磐公園内)で開かれます。入場無料。

同連盟は、和太鼓の魅力を広め、次世代へ継承することを目的に活動しており、現在は小学生から60代まで幅広い世代が所属。加盟団体ごとに異なる個性を持ちつつも、ひとつの連盟として結束しています。特に平成2年の旭川開基100年記念事業「日本のまつり」で披露し、連盟の始まりとなった代表曲「躍動」は、限られた合同練習にも関わらず、他地域からも高く評価されるほど息の合った演奏が魅力です。

30周年の直前には、新型コロナウイルスの影響で活動が制限され、練習場の閉鎖やイベントの中止を余儀なくされました。その困難を乗り越え、5年ぶりに節目の記念公演を迎えます。

実行委員長の中山雄太さんは「市民の皆さんにも日本の伝統文化を感じてほしい」と熱い思いを語ります。当日は、和太鼓の力強い音色とともに、長年培われた絆を未来へとつなぐ演奏が披露されます。