旭山動物園をワインで応援
8銘柄をかわいらしいラベルで

障害者就労支援の一環として都市型ワイナリー「リベラワインテラス」(札幌中央区北2条西10丁目)を運営する株式会社リベラは、このほど旭山動物園応援商品「動物ワインシリーズ」を発売しました。売り上げの一部を「あさひやま“もっと夢”基金」に寄付します。

同社では、醸造家の経験をAIに学習させたシステムを構築・活用することで、障害がある人も無理なく働ける環境を整え、持続可能な環境再生型農業でぶどうやりんごを栽培しています。

動物ワインシリーズは、国内外から選抜したカベルネソーヴィニヨン、メルロー、マスカットベリーAなどのぶどうから生まれた8種類のワイン。保存料や酸化防止剤の使用を低減したほか、自社畑の酵母から醸造した銘柄もあります。

それぞれのラベルは、旭山動物園で飼育しているヒグマの“とんこ”、キタキツネの“なる”ら、愛くるしい動物写真を使った特別なデザイン。担当飼育員だけが知っている動物たちのエピソードを添えたカードも同封しています。同社代表の平澤真理奈さんは「障害者の就労機会や賃金向上にもつながる企画となりました」と喜びを語ります。

2種セットで6600円、全8種セットが届く定期便は2万6400円(いずれも送料別)。旭山動物園内売店や公式サイトで販売しています。また、年内に定期便を購入した人の中から抽選で40人を、来年1月25日(土)に同社で行われる発売記念イベントに招待します。ラベルに載せる動物の選定から写真選びまで深く関わった坂東統括園長と、動物を取り巻く環境について、ワインを飲みながら考えます(応募は20歳以上限定)。問い合わせは同社(Tel.011-213-1525)へ。