動物の生活をデザインすると？設計の意図や裏話も満載

旭山動物園がこれまで手がけ、行動展示で話題を呼んだ各施設について、その着想やデザイン・設計の意図を振り返る講演会「動物の生活をデザインする」が、6月18日(日)午後1時から3時に園内イベントホール(旭川市東旭川町倉沼)で開かれます。旭川デザインウィーク2023の特別講演。

演者は、園長の坂東元さんと、設計を担当した(株)IA研究所(旭川市永山)の代表・高橋義光さん。垂直方向に泳ぐアザラシの習性を展示するための円柱型水槽「マリンウェイ」や、どっしりした体躯とは裏腹に優雅に泳ぐカバの姿が見られる大型水槽などを題材に、動物たちがいきいきと暮らせる、生態に寄り添ったデザインに迫ります。普段はなかなか見ることができない貴重な設計図面の展示や、施設の誕生秘話もあって、設計当時の思いもいっそう深く知ることができそうです。

聴講無料ですが、別途入園料が必要です。先着50人まで受け付け。申し込みは旭山動物園(TEL：0166-36-1104)へ。