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内容のー部もしくは全部が変更されてる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
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- 角打ち営業が困難だったコロナ禍には、魅力ある商品のマーケティング理論を学ぶ道の研修制度「地域フード塾」に参加。買物公園50周年にオリジナルラベルの日本酒を販売するなど、学びを生かしています
関東の大学を卒業後、大手ビールメーカーに4年間勤めたのちにUターン。14年前に家業の酒屋、株式会社うえ田に入社しました。サラリーマン時代の営業先で、日本酒に特化して繁盛する酒屋を目にしていたことから「その店でしか買えない酒があることが強みになる」と奮起。日本酒の勉強を重ねるかたわら、市内で取り扱いのない銘柄を全国に求め、直接酒蔵に出向き交渉して品揃えを増やしていきました。
蔵元との繋がりが増えたことで、「造り手の思いと味を知ってもらったうえで購入してほしい」と、さんろく街の店舗の一角で角打ち営業を始めました。その後、代表取締役に就任した2018年から1年の準備期間を経て、本格的な角打ちコーナーを設けた販売店「うえ田舎」をオープン。「人と人を繋ぐ情報交換の場にしたい」という願いが叶い、現在は地元客だけでなく道外や海外からの観光客で連日賑わっています。
上田さんの次の目標は、生酒専用サーバー「ケグドラフト」を広めること。搾りたての日本酒を新鮮なまま提供できるのが特徴で、「現在は三千櫻や上川大雪などを扱っていますが、さらに銘柄を増やし、全国の販売店や居酒屋へ卸していきたい」と意欲的。まだまだ、全国を飛び回る日々が続きそうです。