華やかな初夏の花あしらい
豊かな個性を感じて

マミフラワーデザインスクール旭川指定教室のフェデネージュ(豊岡11ノ10、主宰・丹野尚美さん)は、6月5日(金)から7日(日)までの3日間、宮下通11の蔵囲夢デザインギャラリーで作品展を開きます。

参加するのは、旭川と北見で同スクールに通う生徒たち。最近はじめたばかりのビギナーから20年以上のキャリアを持つ指導者まで40人ほどが、瑞々しい初夏の空気を形にしたアレンジ作品を出展します。フラワーアレンジメントは一般的にオアシスと呼ばれるスポンジや剣山を使って花材を固定しますが、マミフラワー教室では葉や枝、石など自然物を利用して花留めをします。従来の手法にとらわれず自由な発想でデザインされた作品からは、生徒一人ひとりの個性が際立っているようです。

期間中は岩見沢市在住のガーデンライター・藤川志郎さんの「花の水彩画展」を併催するほか、5日の午前11時からと7日の午後2時からはフルートの演奏会も予定しています。またガーデンプランナーでもある丹野さんが手掛けたオリジナルデザインのロートアイアン(鉄製のガーデンアクセサリー)も展示します。トレリスにもなる大型のオブジェは、北国の庭造りにすばらしいヒントをくれそうです。この他フェンスやアーチの作例もパネルで紹介します。

「1年でもっとも花の勢いがあるこの季節に、生徒さんの豊かな感性がどう開くか…ぜひ見にいらしてください」と丹野さん。入場は無料。時間は午前10時半から午後6時(最終日は午後5時)まで。教室では現在、新規生を募集しています。詳しくは丹野さん(電話090-8899-6928)へ。