旬の食材のよさ存分に
予約限定でランチ復活

ナラの木目が美しいお弁当箱に、ひょうたんに抜いたそばの実ごはん、ゆり根まんじゅう、ワカサギの甘露煮、甘酒寄せなど、近郊の食材で作られた美味が品よく盛り付けられています。系列店の雪屋で昨年惜しまれながら終了したランチが、今月から弐乃雪屋で復活しました。

実はこれ、先日行われた「寛仁親王記念第41回丘のまちびえい宮様国際スキーマラソン」に臨席するため来旭した、三笠宮家の彬子さまが召し上がったお弁当です。「ご来店は二度目でした。前回はコース料理でしたので、今回は趣向を変えて、お箸で食べられるお弁当スタイルを意識しました。すべて召し上がっていただけてほっとしました」と代表の哘崎さん。

献立は料理長の越山賢一さんに一任しました。化学調味料を使わず素材の力を出し切る調理法で、季節の味わいを素直に伝えてくれます。器にも気を抜けないと、市内の木工メーカー・ササキ工芸に制作を依頼したお弁当箱からは、地元クラフトの温もりが滲みます。

一人前3500円、2日前までの要予約。問い合わせは弐乃雪屋(電話0166・24・3240)へ。