スペインのお酒で乾杯しよう
6日からシェリーウィーク

旭川市内のスペイン料理店など4店舗は、11月6日(月)から12日(日)にシェリー酒を楽しむイベント「インターナショナルシェリーウィークin旭川」を行います。参加するのは、カサエルニーニョ、路地裏厨房グランビア、バーエペルネ、スペイン料理とワインのお店エル・ソル・デ・カタルーニャ。

シェリー酒とは、そもそもなんなのか―。バーエペルネのオーナーで、旭川唯一シェリー酒の高度な知識と技術を持つベネンシアドールの佐久田淳司さんに教えてもらいました。

「シェリー酒は、スペインのアンダルシア州にあるヘレスという町で作られる白ワインの一種。醸造過程でアルコールを加えて度数を高めたワインで、ポルトガルのポートワインやマデイラワインとともに世界三大酒精強化ワインと呼ばれています。白色でシャープな辛口から、干しぶどうで作る褐色の極甘口まで様々な種類があるのも特徴です」。その醸造方法も独特で、一定期間樽で熟成させたワインの3分の1を取り出し、そのたびに若いワインを継ぎ足すのだそう。「そのおかげで、いつの時代も変わらない味をキープできるんですよ」と魅力を語ります。

期間中は各店税別500円でシェリー酒を楽しめるセットを用意しています。「インターナショナルシェリーウィークは世界25か国以上で開かれるイベントです。旭川では何店かが集まって実施するのは今年が初めて。スペインのお酒や料理を身近に感じてもらうきっかけになれば嬉しい」とカサエルニーニョの佐藤さん。期間中の定休日など、詳細は各店のページで確認してください。