味噌汁に、料理に、幅広く使って
からだに良くっておいしいよ
旭川産黒大豆の味噌が完成
旭川農高×JAあさひかわ×いとげん
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- 「無事に完成して、達成感でいっぱいです!」と旭川農高の梅原さん(中央)。試作では肉味噌のほか、プリンやパウンドケーキなどのスイーツにも使ってみたそう

永山地区で生産が盛んな黒大豆に着目したのは、旭川農業高校食品科学科の生徒たちです。3年前、発酵食品の普及と規格外の黒大豆の付加価値を増やそうとプロジェクトを始動。黒大豆を使って味噌や醤油、酢を試作し、「一番おいしかった!」という味噌の商品化を決めました。
同校で平成27年秋に作った試作品の成分をホクレン農業総合研究所で分析したところ、白大豆を使った米味噌と比較してカロリーは1割低く、抗酸化成分のポリフェノールを1.5倍も含んでいたとか。生産者や旭川食品産業支援センターなどの協力を得て、このたび市販化が実現しました。
製造は、いとげん味噌工房が担当しています。同社の米糀を使用した天然醸造の無添加生味噌で、200kgの樽2つ分を仕込みました。「黒大豆で味噌を仕込んだのは初めて。灰色の味噌が本当に茶色に変化するのか気をもみましたが(笑)、甘味と独特のコクのある味噌に仕上がったと思います」と代表の西大條亮さん。旭川農業高校3年の梅原小花さんは、「味噌汁として飲みやすく、料理にも使えるように、馴染みやすい食感に仕上げたいと思っていたので、発酵の管理にとても気を使いました。健康食品として広まればうれしい」と話します。
1袋500g入りで810円。JA旭川農産物直売所あさがお永山店(旭川市永山2条19丁目)、いとげん味噌工房(旭川市大町1条5丁目)で販売しています。問い合わせはいとげん(電話0166・73・5466)へ。
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