ハート連なる可憐な釣り竿

ピンクのハート形の花が愛らしいランプロカプノス。和名はケマンソウ。吊り下がった花を鯛に、アーチ状にカーブした茎を釣り竿に見立て、タイツリソウという別名でも長く親しまれています。

以前はディセントラと呼ばれていましたが、現在の学名はランプロカプノスと変わり、品種名のスペクタビリスまで含めると、ガーデンガイドで紹介する時に最後まで噛まずに言い切れるか少し緊張する花名になりました。

光の加減で透明感さえ感じさせるピンクの花は、多くのファンを魅了し、開花時期にはカメラを持った人をよく見かけます。半日陰を好むため、日当たりが良く乾燥しやすい北彩都ガーデンでは比較的日陰になる森のショールームエリアに植栽しています。

例年6月中旬頃まで、可憐な花を咲かせます。ぜひ、足を運んで、その愛らしい姿を見にきていただけると嬉しいです。〈ガーデナーS〉

【イベント情報】

ガーデンセンターと旭川駅南口を往復する「ガーデン号」の運行が始まります
【期間】6月～9月(土・日・祝祭日のみ)

〜ガーデンガイド〜

ガーデンの見頃の花を紹介します
6月7日(土)午前10時～11時