応援の気持ち カラフルに
2000個のハートでアート

旭川赤十字病院(旭川市曙1条1丁目)にハートをモチーフにしたアートが登場しました。全国の病院や施設でホスピタルアートを制作しているNPO法人コミュナールの企画で、旭川出身のハートアーチスト・西村公一さん＝右＝とのコラボ。

徳島県の医師・永廣信治さん＝左＝が理事長を務めるコミュナールは、一昨年4月発足。誰もが不安な気持ちで訪れる病院が殺風景な場所ではなく、アートが散りばめられた楽しい空間になるようにと取り組みを進めています。

西村さんと作る「ひびきあうハート」シリーズは4院目。日赤の職員や旭川市民をはじめ、過去に参加した病院職員や応援企業のボランティア有志も制作に参加し、2000個近くのハートのパーツが集まりました。

永廣さんは「作品を通じて患者さんに安らかな気持ちになってほしい」。西村さんは「それぞれの思いが込められたハートから、様々な気付きを感じてほしい」と話しています。

展示期間は未定。1階ロビーなど外来診察エリアにも20作品ほど、また中庭にも立体のハートのオブジェを展示しています。