青春時代にタイムスリップ
ノスタルジーに浸れる新店

平成さえもレトロと呼ばれる昨今。時代の流れはどんどん早くなり、乗り遅れないように必死に過ごす毎日の中、少し立ち止まって息抜きがしたくなるときもあります。そうした心を癒すオアシス「おばんざいと昭和・平成歌謡トミー」(旭川市東4条11丁目)が、5月にオープンしました。

日替わりで提供する3品の手作りおばんざいが食べ放題で楽しめるほか、店名の通りカラオケもできる、スナックと居酒屋のあいだのようなお店です。昭和から平成を生き抜いた世代にささる懐かしさ溢れる店構えで、昭和のアイドルやお笑い芸人が表紙を飾る雑誌や、実家にあったようなすだれに黒電話、カセットテープも聴けるラジカセなど、50代以上の人は胸がキュッとなるようなものがずらり。アルミの灰皿もありますが、電子タバコのみ喫煙可能ということで、今が令和なのだと確認できます。リクエストをしておいたら、店内のインテリアに追加してもらえるかもしれません。

「若い世代には逆に新鮮ですよね。どの年代の方も、楽しく過ごしてもらえれば」とスタッフのりえさん＝左＝と佐藤さん。知らないお客さん同士でも、同じ時代を生き抜いた者同士、共通の話題で会話も盛り上がりそうです。

フリープランはチャージ1500円。90分間飲み・歌い放題は2980円。食べ物の持ち込み可。7月30日(火)までは、ライナー見たよで120分に延長されます。営業は午後5時から午後10時まで。水曜定休。問い合わせは同店(TEL：070-1076-8651)へ。