めぐって個性見比べて
6工房で展示販売会

東川町の家具メーカー6社による秋の展示販売会「ひがしかわ家具めぐり」が、10月15日(日)まで開かれています。今回もそれぞれの工房で、個性あふれる木製家具の数々を見ることでがきます。

参加店は、良質なナラ材で魅力的なアンティーク調家具を製造するEZO、ソファやテーブルなど輸入家具を取り扱うファニチャーアコール、長く使い続けられるベーシックなデザイン家具を豊富にそろえるアーリー・タイムスアルファ、時代を見据えた新しい家具作りに挑戦し続ける大雪木工、白樺の樹皮を生かした家具が人気の樹の郷AKO、さらに職人のアイデアが光る“おもしろ家具”を製造するアール工房。

なかでもEZOは、和洋のエッセンスを取り入れた古き良き民芸調の家具が得意。良質な無垢材を惜しげもなく使用し、アンティーク家具のように繊細な装飾が彫り込まれたブックケースやチェストは重量感、華やかさに加え、作り手の魂をも感じさせる逸品です。

代表の石田英之さんは「イベントを通じ、東川町ならではの良質な素材と職人の高い技術をより多くの方に知っていただけたら」と話しています。各工房の営業時間は午前10時から午後5時(AKOは午前8時から午後3時)まで。今回の展示にあわせ、各社で家具の特価キャンペーンや購入者への粗品プレゼントといった特典などを用意しています。

期間中、町内の施設「せんとぴゅあII」(東川町北町1、午前9時～午後9時開館)では、参加工房の代表作や人気作など約15点を一堂に集めた「ひがしかわ家具展」も実施しています。それぞれの手触りや温もり、工房の世界観を体感し、見比べることができます。「ぜひこの機会に自分の暮らしにフィットした家具を見つけてほしい」と実行委。

詳細は10月3日(火)号のライナーを確認してください。問い合わせは家具めぐり事務局(TEL：0166-23-2006、ライナーネットワーク内)、または各工房へ。