おもてなしの心を体感
和食を愛でる会開催

　創業107年を迎える花月会館直営の「和風れすとらんかぶと」(旭川市3ノ7花月会館地下)で11月24日(月・休)・25日(火)、和食の日・特製会席料理を味わう女子会「和食を愛でる会」が開かれました。花月会館とライナーネットワークの合同企画。

　今回は、無形文化遺産にも選ばれた和食を通して和の心を知ってほしいと、花月会館の会長 渡部武一さん自ら特別メニューを思案し、和食の愉しみ方や季節の感じ方などを伝授。美しい会席料理を堪能しながら、一歩、和食通に近づくことができる会となりました。

　この日のために用意された特別な会席料理は、通常6，000円相当のものが4，000円で振舞われました。昔、米の収穫期の農具であった箕(み)を模した器に、何種類もの焼物や揚物を彩り美しく盛り合わせた吹き寄せには、紅葉があしらわれています。この紅葉は、会長が11月末開催のこの会に向けて、色が綺麗な時期にご自宅の庭から狩ったものを、塩漬けや押し葉などの方法を試しながら保存に苦心されたもの。少しだけくすんだ赤色から、真心が伝わってきます。

　お料理に出てきた食材や和食マナーに関するクイズ大会も行われ、クイズの優秀回答者の方には嬉しいお土産もプレゼントされました。会場の雰囲気も時間とともに和み、美味しいお酒や会話も弾みます。

　普段あまり身近ではなかった会席料理も、みんなで集まれば気兼ねなく、そして新しい知識を得ながら楽しめるため、次回を期待する嬉しい声もいただきました。また、このような機会を設けていきたいと思っています。 詳しくは報告ページへ