「いちごの町」が、新たなステージに
JAぴっぷ 冬いちご
比布町でいま、冬いちごの収穫がピークを迎えています。町内の若手が作る農業生産法人ネクスピークが、役場やJAぴっぷの補助を受け、5年前から実証栽培を進めているものです。
同町では大正時代からいちご栽培が盛んでしたが、稲作の繁忙期と重なるなどの理由から、近年、夏いちごの栽培は減少傾向に。そこで白羽の矢が立ったのが、農閑期を生かした冬いちご栽培でした。
ハウスのビニールを3重にし、土中に温水を流すなどして暖房コストを下げ、同時に栽培方法を工夫することで収穫量は年々増加。今季は1.6トンを見込んでいます。
「さらに技術を磨いて栽培規模を広げたい。いずれ道内全域に冬いちごを届けられたら」と取締役の片澤英幸さん。いちごの町の新時代にむけ、若手が未来を紡いでいます。
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