
もうすぐ年末年始、せわしなくもあり、クリスマス、お正月とウキウキとする季節が近づいてきました。都会では仲間とまちに繰り出して、仮装を楽しむハロウィンが盛り上がっているようですが、つつましく「北の国から」のように生きる私たちは、ごちそうを囲んでおうちで家族団らんの方が性に合っています。「えー、おせちなんかダセーよ。肉がいい、肉が」という思春期男子のだるい声が聞こえてきそうですが、「お正月くらい日本の伝統文化をかみしめろ」と一喝してください。
お正月はおせち、大晦日は紅白歌合戦です。とはいえ、ばあちゃん、母ちゃん、子供から孫の手まで、家族総出でおせちを作っていたのも今は昔。みんな何やかんやと忙しいし、作ったとしても「お雑煮」と「なます」くらいというご家庭も多いのではないでしょうか。
和洋中バリエーション豊かなラインナップ

最近では、コンビニなど小売業界がおせち料理やオードブルに力を入れています。売り上げが低迷する百貨店業界でも、おせち部門は伸び続けているそうです。
またシティホテルや仕出し屋さん、まちの和食店でも職人仕込みをウリにしたこだわりのおせち料理を用意するところが増えてきました。昆布巻きや煮しめ、栗きんとんなど伝統的な縁起物は押さえつつ、おせちに欠かせないエビがうま煮ではなくエビチリだったり、伊勢エビの殻にグラタンが詰めてあったり、キャビアの瓶がそのまま入っていたりと、和洋中織り交ぜたオードブル的な要素が強くなっています。
少人数向けやヘルシー志向おせちも登場

家族構成の多様化を受けて、ここ数年は少人数向けのおせちも人気のようです。
一人前の折を家族の人数分購入するケースもあるというから、もはや法事のお弁当のようですね。ひと昔前に流行った?家族それぞれが(お父さんはちゃんこ、お母さんはキムチ、僕はモツ鍋など)一人用鍋を一緒に食べるシュールな画に似ています。
お年寄り世帯向けの給食サービスの延長で、療養中で食事制限のある人向けに管理栄養士が監修したおせちも需要が高まっています。塩分控えめの味付けで、カロリーオーバーにならないよう「食べ方の指南書」付きです。
洋食オードブルは個性派いろいろ
一方、洋食屋さんのオードブルは各店の個性を打ち出したものが多く、にぎやかで楽しいラインナップ。スペインのピンチョス(串に刺したおつまみ)風のものや、アメリカで人気のミニバーガー、スライダーが入っていたりと、ホームパーティーでそのまま出せそうなものまであります。
ケンタッキーのパーティバーレル一択だった昭和のクリスマスを思うと、なんとも便利な世の中になったものです。個人的におすすめは、伝統的な定番おせちと、洋風の変りダネ(オードブルでも可)、毛並みの違う2種類を購入して大晦日から元日にかけてずっと酔っ払っているのが最高です。紅白を見ながら。
早期予約で特典も
年末年始の食卓を華やかに彩る、旭川近郊のおすすめおせち料理とオードブルを紹介します。早期予約特典もあるので、ご予約はお早めに。
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