- ラリーのチラシを手に参加を呼びかけるCHIAKIオーナー
旭川産果樹を使ったスイーツや、アイヌの伝統料理をアレンジした汁物、アイヌに関係する観光スポットなどをめぐる「こたんラリー」が、10月2日(土)から市内各所で始まりました。
旭川観光コンベンション協会や旭川商工会議所、旭川チカップニアイヌ民族文化保存会、旭川市などでつくるこたんまつり実行委員会の主催。例年この時期、地域の秋の味覚を集めたこたんマルシェや、アイヌの伝統儀式などのイベントを旧神居古潭駅舎周辺で行っていましたが、今年は新型コロナの影響で実施せず、代替としてラリーが企画されました。
参加店は、スイーツ店6店、飲食店4店、観光スポット5カ所。スイーツ店ではちょうど収穫期を迎えた旭川産のりんごやブルーベリーを使ったチーズケーキやクロワッサン、エクレアなどを開発。飲食店はアイヌの伝統的な調理法で、秋鮭と野菜がたっぷりの昆布出汁のスープを用意しました。また観光スポットは、「川村カ子トアイヌ記念館」やJR旭川駅構内のアイヌ文化情報コーナー「ル・シロシ」などが参加しています。
各店で対象メニューを飲食したり、観光施設に入館したりするとスタンプがもらえ、その数に応じて食事券やスイーツ券、旭川産りんごのセットなどが抽選で当たります。
実行委は「密にならずに、旭川の秋とアイヌの伝統文化を感じられる内容にしました。今回のために開発してもらったメニューばかりなので、みなさんに楽しんでほしい」と話しています。
ラリーは10月17日(日)まで。応募締切は22日(金)。スタンプ台紙は旭川観光コンベンション協会(旭川フードテラス2階)のほか、参加各店で配布しています。問い合わせはこたんまつり実行委(☎0166-23-0090)へ。