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無限の彼方へ…

バズ・ライトイヤー

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ⓒ2022 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

バズ・ライトイヤーをご存知だろうか。トイ・ストーリーシリーズに登場する主人公ウッディの盟友。スターコマンドのスペースレンジャーという設定で、アンディという少年が持っているおもちゃだ。本作はなんと、アンディ少年がそのおもちゃを買うきかっけになった映画、という設定で作られたスピンオフ作品なのだ。トイ・ストーリーのアンディと僕らは同じ映画を楽しむことができるのだ。そして見終えたとき、あのおもちゃが、トイ・ストーリーのバズ・ライトイヤーが、欲しくなる。

本作はトイ・ストーリーに出てくる人物が見た映画というメタ構造を持つ作品だが、ど真ん中SFアドベンチャーとしてとてもよくできている。SF的センス・オブ・ワンダーに富み、熱いドラマもある。スペースレンジャー「バズ」がどのように活躍したのか、その片鱗がよくわかるし、さらには、トイ・ストーリーでおなじみのあの姿も見ることができるのだ。バズは少年たちの憧れを浴びるにふさわしい人であった。アンディ少年があのおもちゃの先にどんな景色を見ていたのか、それをぼくらも感じることができた。老若男女みんな楽しめる最高のエンタテインメント。夏休み映画の筆頭としておすすめしたい。(映画ライター・ケン坊)

ケン坊がさらに語る!WEB限定おまけコラム

この記事には映画のネタバレが少々含まれているので、まだ映画を見ていない人はその点をご承知おきの上で読んでください。

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SF設定はなかなかに興味深く、相対性理論による設定を物語の核にしている。バズたちは巨大な宇宙船で外宇宙を航行していて、科学者やレンジャーによって構成された大規模なチームだ。それがある惑星で立ち往生してしまう、というのが物語の発端。そこから脱出すべく、バズはハイパードライブ(いわゆるワープ航法)のテスト(厳密にはそれに使用する燃料のテスト)を行う。そして、このテストで亜光速に近づくバズは、地上に残った人と時間の流れ方が変わってしまい、タイムスケールがどんどんズレていく。これは外宇宙ものSFで定番の設定だが、本作はこの設定を何重にも使いこなしてストーリーが構築されていて、それが見事によくできている。

バズはトイ・ストーリーの印象そのままの、強く優しいけれど少しコミカルで楽しい。加えて本作ではバズの弱点みたいなものも描かれ、それを克服して成長していく姿も見られる。スペースレンジャーのおもちゃだったバズ・ライトイヤーは、この作品で血の通った魅力的なキャラクタになった。この映画を見たアンディ少年がバズのおもちゃを大切にしたのはとてもよくわかる。

一点とても興味深かったのは、レンジャーでバズの相棒だったアリーシャという女性が、作中で科学者の女性と結婚するというエピソード。女性同士のカップルなのだがアリーシャは妊娠して子どもを産む。この辺が特に特別なこととしてではなく自然に描かれていることが時代を感じさせる。また、アリーシャは褐色の人種で、そういった多様性も意識的に描かれていると感じた。

最後にちょっとしたプチ情報として、バズは日本語吹き替え版では「変態仮面」の鈴木亮平が演じており、英語版では「キャプテン・アメリカ」のクリス・エヴァンスが演じているのが興味深い。

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