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「チアーズ!マミー」子育てを愉しむヒント

懐かしの使い捨てカメラで
思い出作り

子供たちって大人がカメラを持っていたら「自分も持ちたい!撮りたい!」と騒ぎませんか?そんな時におすすめなのが、使い捨てカメラ。今回は佐藤さんファミリーに、使い捨てカメラを使った撮影と特別な思い出の残し方に挑戦してもらいました。

3歳と1歳のママ・ライナー記者 阿部洋子

使い捨てカメラ代表 写ルンですの魅力

一家に一台(いや、一人に一台ですね!)デジタルカメラやスマートホンを持つ時代。でもパパママが子供だった頃、行事がある度に活躍したのが『使い捨てカメラ』ですよね。実は今、味のある写真が撮れると若い人を中心に使い捨てカメラの代表である写ルンですが再ブームになっていることをご存知ですか?写ルンですの特徴と魅力について子安さんに教えてもらいました。

講師の子安さんはカメラの最大手メーカー富士フィルム株式会社に30年以上勤務したカメラのスペシャリスト。現在はカメラ好きが集う「おもカメ倶楽部」の主催者として、カメラの楽しさやスクラップブッキングの魅力について伝えています

私達が普段よく使うデジタルカメラやスマートホンは、本物よりも、より鮮やかでコントラストをつけて「きれい!」と感じる写真が撮れるように設計されています。一方で写ルンですは、ありのままの姿を写すフイルムカメラにどこまで近づけられるかを目指して研究開発されました。写ルンですに使われるプラスチック製のレンズはとても精度が高く、明るさや距離がしっかりと整っていればフイルムカメラと変わらない美しい写真が撮れるほどの性能です。

写ルンですの面白いところはここから。本来カメラには明るさを調整する「露出」がありますが、写ルンですにはありません。そのため、明るすぎる場所では白っぽく、暗すぎる場所では粒子があれた暗い写真に仕上がります。また、ピントをあわせる焦点調節機能も備わっていないのも特徴。1m以上離れた場所から撮影することを想定して作られた写ルンですは、近すぎるとピンぼけしてしまいます。被写体によっては、さまざまな色がぼやーんと浮き出てくることも。それらの特徴を活かせば、他のカメラでは撮れないオリジナリティ溢れる写真が撮れるのです。

大人が撮ろうとすれば、ついキレイな写真をと思ってしまいますが、子供にカメラを渡してみたら思いもしない写真が撮れるかもしれません。また、落としても壊れにくいので、子供たちが持ち歩いてもドキドキしないのも良いところですね。

いつもと違った思い出の残し方

せっかく写ルンですで撮影した写真。フォトフレームに飾るのもいいですが、ひと味違った方法で楽しみたいですよね。そこで、佐藤さんファミリーが挑戦したのが『スクラップブッキング』。1枚の台紙の中に写真やシールなどを切り貼りすることで思い出を鮮やかに残すアメリカ発祥のクラフト術です。

最初の作業は台紙選び。暖色、寒色、無地、柄物など何を選んだら良いのでしょう?「写真を小物でデコレーションするなら無地を、写真を活かしたシンプルな作品にするなら雰囲気にあう柄物を選ぶと良いですね。でも正解はないので、ピンときたものがあればそれを使うのが一番!」と子安さん。結禾ちゃんと恋禾ちゃんは、アドバイス通り、迷わず自分の好きな台紙をセレクトしました。

台紙が決まったら次は写真の配置決め。現像した写真の中から、どこにどんな写真を置きたいのかを台紙の上に並べます。使用枚数の目安は2枚から10枚。切り抜いて使いたいのか、一枚をそのまま魅せたいのかによって枚数を決めていきましょう。はじめてなら3枚程度が作りやすいそうです。配置が決まれば写真を貼り、自由にレイアウトするだけ!写真をフレームで囲ってみたり、空いたスペースにお絵かきしてみたり…自分の納得のいくまで作業します。フレームにあわせて写真を切るのに苦戦しつつも2人とも真剣なまなざしで作業に取り組み、開始から2時間ほどで完成しました。

台紙の裏にパネルと自立できるように厚紙の脚をつけるとそのまま鑑賞もできますが、長く楽しみたい人は額縁に入れるのがおすすめ。「スクラップブッキングは楽しい思い出をストーリー化する作業です。気楽にシャッターをきれる時代だからこそ、現像しないまま写真をしまっていませんか?家族みんなで作れば、きっと思い出話にも花が咲きますよ」と子安さん。いつもの日常もスクラップブッキングにすることで、特別な思い出になりそうです。


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