
髙砂酒造株式会社(旭川市宮下通17丁目)は、この冬で販売を終了した銘酒・一夜雫に代わる新たな商品として、3月30日に「氷温貯蔵 旭神威(あさひかむい)」の大吟醸酒と純米大吟醸酒の2種類を発売します。
一夜雫はアイスドームの中に吊るしたもろみ袋から自重で落ちる雫を集める独自の製法で造られていましたが、近年は冬場の冷え込みが足りず、ドームの維持が難しくなっていました。「ドームがなくなる懸念は数年前からあり、頭の片隅で次の構想を秘めていました」と話すのは杜氏の森本さん。
旭神威は一夜雫と同じ原料、手法をイメージして造られています。兵庫県産山田錦を35%まで高精米し、低温で長時間発酵。ドームと同じ0度前後の冷蔵庫に生のまま貯蔵します。一夜雫との違いは、生の状態で瓶詰めし、火入れは出荷時に1度だけ、ろ過も控えめなことです。香りはいっそう華やかに、すっきりと瑞々しい飲み口が実現しました。
「昨年末に仕込み、今月中旬に瓶詰め作業を行いました。大吟醸はフレッシュ、純米大吟醸は芳醇。ぜひ直売店の試飲で飲み比べてみてください。事前予約も受け付けています」とスタッフ。問い合わせは直売店(電話0166・22・7480)へ。