
旭川農業高等学校食品科学科の乳加工班は、比布町の特産品であるイチゴとホウレンソウを使ってスイーツとパンを開発しています。完成した商品は今週末、比布町内と旭川市内のイベントで販売されます。
3年生と2年生の16人が、昨年度、町から依頼を受けて新商品の開発に踏み出しました。ふだんナチュラルチーズやヨーグルト、アイスクリームを製造するなど牛乳の利用法を研究している乳加工班にとって、農作物とのコラボレーションは初の試み。路地やハウスでの収穫にも参加して生産者と対話し、本来の味わいを引き出すことを目指しました。
チーズケーキやキッシュ、ムースなど11レシピが候補に挙がる中、試作を経て今年度は最終的に4種類の販売が決定しました。イチゴとホウレンソウそれぞれのペーストを混ぜたアイスクリーム、ピュレ状のイチゴを合わせたのむヨーグルト、高校で製造しているチーズとベーコンをトッピングし生地にホウレンソウを練り込んだパンは、いずれも素材の自然な色と柔らかな風味を引き出しています。
「とくにパン作りは未経験だったことから、水分の調整や成形の仕方、発酵時間の見極めなど、多くの課題をクリアする必要がありました。販売までにもっとよくしたいと思っています」と3年生の有村さん。生地についても「先日、学校で最強力粉のゆめちからを収穫できましたので、うまく利用できればと考えています」と担当の原木教諭が話すように、今後さらなる改良が加えられそうです。
4商品は9月17日(土)の午前10時から正午のあいだ、JR比布駅前広場の「お福わけマルシェ」で販売します。いずれも50~60個ずつの製造で、価格は100~150円前後の予定。またパンとのむヨーグルトのみ、18日(日)の午前中に北の恵み食べマルシェ西武旭川店屋内マルシェ会場でも販売します。問い合わせは町役場産業振興課農政係(電話0166-85-2111)へ。
