- 講師の説明に真剣に耳を傾ける子供たち(過去の体験イベントより)
イベント司会業のオフィスユー(旭川市神楽1条8丁目)は、9月から「こどもアナウンススクール」を開校します。代表の林ゆかりさんは「自己表現を通じて子供たちに自信をつけてもらい、人生を豊かにする力を身に付けてほしい」と話しています。
同社は、旭川の夏まつりや冬まつりをはじめ、式典や結婚式、発表会の司会、企業や学生向けのアナウンスやビジネスマナー講師、テレビやナレーションなどを手がけています。
スクール開校は、コロナ禍で声を出すことができない子供たちを目の当たりにし、しゃべりのプロとして何かできないかと考えたのがきっかけ。SNSの影響で、友達とのコミュニケーションが取れない子供や、共働きで国語音読の宿題を見てあげる時間がない保護者から相談を受けたことも動機になりました。
スクールでは、発声・発音・鼻濁音の三大要素やイントネーションなど、アナウンサーも学ぶ話し方の基礎を指導します。教科書やナレーション読みで実際に声を出すトレーニングや、日常会話で人に思いをうまく伝えるコツも学びます。上級クラスをマスターした生徒には、本物のピアノ発表会などの司会をしてもらう予定です。
林代表は「伝える力は大学や高校受験、就職面接、社会人になってからも役立ちます。子供のころから苦手意識をなくすことで、将来に生かしてほしい」と話しています。
レッスンは月4回(1回45分)。現在無料体験を受付中。問い合わせ、申し込みは公式インスタグラム(@officeyu.kodomo)のDMで。