年々上がる平均気温に動物が夏バテしないよう、さまざまな暑さ対策をしています。
すっかり冬のお散歩が風物詩となったペンギンたち。なかには温暖な南アメリカに生息する、比較的暑さに強いフンボルトペンギンもいますが、そのほかのペンギンたちは、やはり夏の暑さは苦手なよう。最近ではクーラーのきいた屋内にいることが多いそうです。そこでぺんぎん館では、屋外放飼場の古くなった日除けを6月末に新調。遮光率90%以上の大きな幕が張られました。「幕の下はかなり涼しいので、外に出てきてくれるかも」と飼育担当の田中さん。
この時期は、動物たちが暑さをしのげるよう施された創意工夫の数々も見どころ。熱中症対策を万全に、盛夏の動物園を訪れて。