この記事は最終更新日から1年以上経過しています。
内容のー部もしくは全部が変更されてる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
内容のー部もしくは全部が変更されてる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
- 藍染めの専門スタッフが教えてくれます
- 綿や麻、絹、レーヨン素材であれば持ち込みによる体験も可能です
動物マスクで話題を集めた(株)水野染工場が、藍染めの体験施設「藍染 結の杜」(美瑛町字拓進)を7月7日にオープンしました。
ここでは同社が培ってきた技術を活かし、子供から大人まで気軽に挑戦できる藍の生葉染めを教えてくれます。原料となる植物のタデ藍から作った染液に漬け込む方法で、生地を折ったり縛ったりすることで柄が生まれ、染まり具合やムラが味となって一つひとつ違った表情に仕上がります。
30分程でできるハンカチ(990円)をはじめ、Tシャツやストール(共に6600円~)などを作ることができます。品質やコスト面から化学染料が主流となる中、天然の藍染めができるのはこの場所ならではの魅力。今年は伊達市産の藍葉を使用しますが、敷地内では藍の栽培も始めており、来年からはそれを使用する予定です。
施設内には藍染め商品を販売するショップやアート作品の展示室、カフェも併設。カフェでは食用にもなる藍を使ったお茶やケーキなどを提供します。
また建物裏の丘の上には、プレオープン時に町民と一緒に染め上げたパッチワーク柄のベンチを設置しました。青い空がどこまでも広がる絶景も楽しめます。水野弘敏社長は「人とのふれあいが思い出になる。体験を通して、日本の文化を伝えていければ」と話します。
電話やホームページから事前予約が必要です。営業は午前10時半から午後5時。問い合わせは同店(TEL 0166-74-8855)へ。