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家具をはじめとしたものづくり、まちづくりなど、地域とデザインの可能性を探る「あさひかわデザインウィーク2022」が、6月18日(土)から26日(日)に開かれます。期間中は旭川市内と近郊で、様々な分野の関連イベントが予定されています。
18日(土)は大雪クリスタルホールで「持続化可能な地域の未来」をテーマにシンポジウムが開かれます。基調講演には、NHK「デザインあ」の総合指導や「明治おいしい牛乳」のパッケージデザインを手掛けるグラフィックデザイナーの佐藤卓さんが登壇。地域を盛り上げるデザインの力や役割について話題を提供します。
また22日(水)から26日(日)は、旭川デザインセンターで産地展「ミートアップファニチャー」を実施。メーカー各社が新作家具や豊かなライフスタイルを提案するエキシビションをはじめ、デザイナーによるクロストーク、26日には初の「旭川木工技能競技大会」も予定しています。
さらに22日から25日(土)は、旅行会社と企画した産地ツアーも実施します。製材工場と家具工房を回るコース、また織田憲嗣さんの自邸や隈研吾さんが設計した「KAGUの家」など、普段は見ることができない施設を訪れるコースを用意しています。「旭川家具の知識がなくてイベントを楽しめそうにない」という人もご安心を。25日に行われる地元向けツアー「はじめての旭川家具めぐり」はそうした人のための入門編で、旭川家具界をけん引する匠工芸(東神楽)とカンディハウス(旭川)で、上質な木製家具やそれを生み出す職人と触れ合えます。小学4年生以上が対象で、子供2000円、中学生以上4000円。予約は15日(水)までですが定員に達し次第終了。申し込みは主催のココ企画のサイトから。
先行して、14日(火)から26日にはデザインギャラリーで食のデザイン展も開かれます。
今年のデザインウィークは、旭川市が3年前に「ユネスコ創造都市ネットワーク」のデザイン分野で加盟が認定されて以来、初めてのリアル開催となります。初夏の青空の下、各所で多彩な企画が催される、旭川ならではのユニークな祭典になりそうです。