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- 全国の晴れ舞台で試合に臨む選手たち
- 旭川市内の中学校の体育館などを借りて、練習に打ち込んでいます
旭川で活動する社会人サッカーチーム「ヴェルデラッソ旭川」が第28回全国クラブチームサッカー選手権大会北海道大会で優勝し、10月23日(土)~26日(火)に茨城県で開催された全国大会に出場しました。設立20年で初の快挙に地元の応援サポーターから熱い視線が注がれています。
2001年に旭川市立広陵中の卒業生を中心に発足し、旭川社会人リーグ6部を経て、過去2年北海道リーグを戦った実績のあるチーム。現在は道央・道北ブロックリーグに所属し、選手24人とマネージャー2人で活動しています。旭川在住の選手が大半を占める中、札幌や帯広のほか、遠くは留萌管内遠別町から通う選手も。各自働くかたわら活動しているため、全員が揃うのはまれですが、旭川近郊のグラウンドや体育館などで週2回程度の練習に励んでいます。
チームの強みは、選手同士の仲の良さ。ピッチ上での先輩・後輩の垣根を超えた積極的な指示やコミュニケーションが、得意の中盤を軸とした左右サイドに展開する攻撃の連携に磨きをかけています。
設立20年目にして初の北海道大会優勝。コロナ禍で大会出場はおろか、選手そろっての全体練習ができない時期が続く中でのこの好結果に、主将の関(せき)さんは「しっかりとこの大会に照準を合わせ、各自が気持ちを切らさずに自主練習に励み続けたことが、チーム全体のモチベーション維持に繋がった」と振り返ります。
今回10月23日~26日に茨城県ひたちなか市で開かれた全国大会では、東北代表・ホウエイFC(山形)との一戦に臨み、激闘の末1-2の僅差で惜しくも敗れてしまいましたが、同チームは来季に向けて確かな手ごたえを掴みました。
チーム創設初期から所属し、現在監督を務める鈴木さんは「今回の全国大会出場という結果にあぐらをかかず、気を引き締めて来シーズンに臨みたい。日頃応援してくれるサポーターの期待に応えるためにも、目標である北海道リーグへの昇格に向け、一丸となって精進していきます」と力強くコメント。ヴェルベラッソ旭川は、地元からの応援と期待を背負い、さらなる躍進を誓います。
大会結果活動はホームページで公開中