- 記念館前に「カリッ」と香ばしい音を響かせる町職員の飯澤さんと佐藤さん。お酒にも合う味わいです
雪の下で冬を越して甘くなる越冬キャベツや、国内トップクラスの作付け面積を誇るかぼちゃの産地として有名な和寒町。この特産品を使った甘じょっぱ~いかりんとう「塩カリッ」が3月下旬に発売されました。
通年販売できて常温で長持ち、お土産に買いやすくワンコイン以内、というテーマで去年7月から開発をスタート。試行錯誤の末にたどり着いたのが、かぼちゃを使用したかりんとうでした。商品名の「塩カリッ」は、お察しの通り和寒町と比布町を繋ぐ塩狩峠をもじったもの。町職員の飯澤さん(写真右)は、「観光名所でもある塩狩峠のPRも兼ねてるんです。ダジャレですけどね」と笑います。
町内で採れたかぼちゃと、その種であるペポナッツのペーストを練り込んだ豊かな風味が特徴。かりんとうには珍しい少ししょっぱめの味に、三浦綾子さんの小説「塩狩峠」のエッセンスを感じます。パッケージは、SLの先頭部分を模した麺と、客車の面が繋がる仕様。何個も買って並べて、つい写真を撮りたくなるデザインです。
現在はわっさむ町食と観光情報案内所(和寒町字北町200)でのみ販売しており、1箱450円。今後は近隣の道の駅や、塩狩峠記念館でも販売する予定です。桜の咲く季節、ドライブのお供にも最適ですよ。問合せは和寒町役場(☎0165-32-2423)へ。