- FMりべーるのスタジオで映画祭をPRする各校の生徒たち
北海道高等学校文化連盟上川支部放送専門部に所属する各高校放送局による映像作品を上映する「第10回旭川まちなか学生映画祭」が1月31日(日)、ディノスシネマズ旭川で開かれます。
学生たちの熱意あふれる作品を通して、中心市街地を盛り上げようと6年前から開催している恒例のイベント。今年度は、新型コロナウイルスの影響で、NHK杯全国高校放送コンテストが中止となってしまったため、まちなか学生映画祭が貴重な作品発表の場となりました。
参加校は、旭川北、旭川西、旭川永嶺、旭川工業、留萌高の5校。北高は、日記と本とトランプをキーアイテムに、内気な男子生徒と呑気な女子生徒の恋と友情を描いた学園ドラマ。工業高は、人の心が読み取れるカメラをめぐるドタバタ劇。西高の作品は、一人の生徒の失踪をきっかけに展開する学園ミステリー。永嶺高は、七夕に関する学校の噂話を題材にしたホラー。留萌高は、地元の魅力をまとめた情報番組とCM作品を制作しました。
今年は新型コロナウイルスの影響で、撮影場所や小道具の制約がある中での撮影でしたが、脚本やライティング、編集にもこだわった力作がそろいました。実行委員長の永嶺高2年森さんは「今年は映画祭を開催できるかどうか、分からない状態が続きましたが、皆で一生懸命作った作品を上映できてうれしい。安全に配慮して、いいイベントにしたい」と張り切っています。
当日は映画監督の松本大樹さんがゲストで登場し、放送局員とパネルディスカッションを行うほか、松本監督の最新作「コケシ・セレナーデ」も上映されます。
午後1時30分開場で、上映は午後2時から5時まで。入場無料。入退場は自由。問い合わせは、主催のまちなかマネジメント協議会(☎0166-22-0005)へ。