- 「地球には驚くような命の営みがあって、それが遠くても私たちとつながっていることを知ってほしい」と寺沢さん
自然写真家の寺沢孝毅さんの写真集「EARTH SONG 地球の絶景と守りたい生命(いのち)」の出版を記念して、フィール旭川5階のギャラリー・ジュンク(旭川市1条通8丁目)で12月7日(月)まで写真展が開かれています。
士別市出身。大学卒業後、天売島の小学校に教師として赴任した寺沢さんは、日本では天売島でのみ繁殖するウミガラスの数が激減している現実を目の当たりにして調査を開始。10年間の教員生活の後、自然写真家としての活動を本格的に始めました。現在は国を超えて、地球の環境変化や生物の生息環境の悪化を取材し、自然との共生について情報を発信しています。
今回発売した写真集では、ギアナ高地最大の山・アウヤンテプイや、ベーリング海上のセントジョージ島の海鳥や花園、ボルネオ島のオランウータンやノルウェー北極圏のホッキョクグマなど、4つの地域とテーマをピックアップし、その絶景や野生生物、地域の実情や旅で味わった感動を写真とエッセイで紹介しています。
入場無料。午前10時から午後7時半まで。問い合わせはジュンク堂書店(☎0166-26-1120)へ。