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令和最初のお正月を迎えました。新年明けましておめでとうございます。
弊社は昨年11月、札幌市厚別区と江別市を配達エリアとする無料新聞「まんまる新聞」(くらしの新聞社発行)の経営を引き継ぐことになりました。21年の歴史がある地域情報紙で、前経営者がご病気のため、やむなく引退されるということで、同じ地域の情報社として、その灯を消さずに継承していくお手伝いをしようと決断をしました。
まんまる新聞は、ライナーと同じ無料情報紙ですが、配達エリアのまちの歴史や住民構成、人々の暮らしも当然違うため、そこで育まれた紙面は、ライナーとは様々な部分で異なります。旭川方式をそのまま別の場所に持って行って型にはめるのではなく、地域の特色に合わせた紙面づくりが求められます。
厚別エリアは再開発計画が進んでいます。そのテーマは「健康都市」。高齢化が進む、札幌市のベッドタウンで、お年寄りが暮らしやすいまちづくりを目指し、商業施設と医療施設が複合した新しいまちが誕生する予定です。現在のまんまる新聞の紙面を見ると、そうしたお年寄り向けの記事や広告が多く見られ、ライナーよりも医療情報が充実しているのが分かります。
旭川市も、厚別区、江別市エリアのように今後さらに高齢化が進むのは明らかであり、これから読者に向けてどんな紙面をお届けするのか、まんまる新聞が、将来のライナーの紙面づくりの先鞭となる可能性は大いにあります。
それぞれのエリアで培ったノウハウを互いに生かしながら、新しい時代のフリーペーパーを模索する一年にしたいと考えています。
他社の事業を継承するのは、様々な課題もありますが、これを大きなチャンスととらえ、前向きに頑張っていく覚悟です。心機一転、本年もよろしくお願いいたします。


