100年の伝統を引き継いで
美深町で愛されてきた
昔ながらのあんドーナツ
北かり
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- 北かりの名前もドッキングして受け継がれた味に知惠子さん(写真左)もにっこり
あんこが多めで、生地が薄く、甘~い昔ながらのドーナツ。旭川市内のかりんとう屋、北かりで先日から販売をスタートした「北かり丸福ドーナツ」は、美深町の川岡菓子舗で100年に渡って愛されてきた味を同社が引き継いだものです。
川岡菓子舗は、同社水上崇社長のお母さん・知惠子さんの実家で、いとこの山本修さんが経営を継いでいましたが、高齢のため昨年秋で閉業しました。ドーナツは子供の頃から水上社長も大好きだったお店の名物。この味だけは絶やしたくはないと、1年前に山本さんに相談すると、味を引き継ぐことを喜んでくれました。
職人を連れて何度も習いに通う中、最も苦労したのが一つひとつあんこを包む手作業。なにせあんこがたっぷりだから、はじめのうちは器用な職人が包んでもはみ出してしまうほどでした。一方、長年のかりんとう作りの経験から油の温度管理はお手の物で、揚げ具合のコツはすぐにつかんだといいます。職人2人がかりで頑張っても、一度に最大で1000個を製造するのがやっと。「正直手間がかかるのですが、美深の人たちも楽しみにしてくれていると聞きました。これは利益度外視で続けていきますよ」と水上社長。88年続くかりんとう屋の経営者として、そして丸福ドーナツのいちファンとして、味を守り抜く決意を固めています。
1個130円。北かり本店のほか、道の駅あさひかわや旭川観光物産情報センター駅naka、札幌店の4カ所で数量限定で販売しています。問い合わせは同社(☎0166・48・2144)へ。
関連スポット
創業から八十年、熟練職人が丹精込めてつくったかりんとうが二十種類以上
住所:旭川市永山3条4丁目1-5TEL:0166-48-2144/定休日:年末年始
永山/和菓子
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