- 飼育員さん熱演の紙芝居。リアルな鳴き真似も聞けちゃうかも
旭山動物園(旭川市東旭川町倉沼)は8月10日(金)から16日(木)まで、閉園時間を午後9時まで延長する「夜の動物園」を実施します。
日本最北の園として北方に生息する動物が多く暮らしていることから、中には夏の暑さに弱く日中はほとんど活動しない種もいます。この企画は、涼しくなる夕方以降に活発になる動物や夜行性動物の生き生きした姿を見てほしいと、昭和62年から始まりました。
期間中は「こども牧場」の開放や紙芝居など、小さな子供も楽しめる企画を用意しています。市内の小中高生らが作った大型あんどんや屋台も登場し、園内はまるでお祭りのよう。各展示室では飼育員が普段のガイドでは伝えきれない濃い話題を提供します。注目は先月やってきたばかりの世界最古のネコ科動物・マヌルネコのグルーシャ。はたして夜間はどんな行動を見せてくれるのでしょうか。
「7月の豪雨で幼虫が育たず、今年は『ほたるのこみち』はありません。でも飼育員たちは動物のマニアックなネタを山ほど用意しています。いつもの動物たちの、違う顔に会いにきて」と広報の畠山さん。入園は午前9時半から午後8時。問い合わせは同園(☎0166・36・1104)へ。