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内容のー部もしくは全部が変更されてる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
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- 失脚した大統領と孫のロードムービー。逃亡生活の果てには…?
旭川映画村は、4月23日(日)にシアターカンダ(旭川市3条通8丁目)で「独裁者と小さな孫」を上映します。
軍事クーデターにより指名手配を受けることになった大統領と幼い孫の逃亡生活を描いたヒューマンドラマ。道中、かつて圧政で虐げてきた一般市民や、権力を握った兵士たちとの関わりを通して、冷徹だった大統領が徐々に人間らしい心を取り戻していくストーリーです。宮殿での優雅な生活しか知らない孫のわがままに振り回されるシーンもあって、シリアスな設定の中、独特のユーモアが光っています。
監督・脚本は「カンダハール(2001)」でタリバン政権下のアフガニスタンを描き注目されたイラン出身のモフセン・マフマルバフさん。旭川映画村の多田裕哉さんは「架空の国を舞台に普遍的な平和へのメッセージが随所に散りばめられていて、現実の複雑な国際情勢についても考えさせられる作品です」と評します。
午前10時半、午後1時半、4時からの3回。1200円(当日1500円)、高校生以下は当日販売1000円。チケットは市内冨貴堂各店などで扱っています。問い合わせは旭川映画村(電話0166・23・3623)へ。