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蕎麦通も唸る味。今年も登場!
幌加内町で年に一度、2週間という短い期間でしかも数量限定でしか提供されない「厳寒清流さらし蕎麦」。今年もいよいよその販売が、幌加内町内の手打ちそば店(3店舗)にて、6月12日(日)よりはじまります。
そばの風味が一番堪能できる「盛りそば」をそば豆腐とセットで、各店1日20食限定にて提供
将軍家に献上された蕎麦「寒ざらし」
「厳寒清流さらし蕎麦」は、江戸時代に蕎麦を徳川家に献上するために考案された「寒ざらし」と呼ばれる保存法を幌加内の気候にあわせて用いたものです。寒ざらしは、厳寒期の冷たい清流に玄そばを浸すことで、えぐみを取り除き、甘みのある喉越しのよい蕎麦に仕上げます。幌加内町がこの寒ざらしの再現に取り組み始めてから、今年で9回目を迎えます。
厳寒の地、幌加内だからこそ生まれるこの味
幌加内町は、マイナス41.2度という最低気温日本一の記録をもっている町です。作業は、毎年3月上旬におこなわれるそうですが、雪がまだまだ深く作業が遅れることもあるそうです。この時期の水温は、0.4度。美味しいお蕎麦を作るためとはいえ、なんとも過酷な作業です。
使用するのは、昨秋に収穫された幌加内町のオリジナル品種「ほろみのり」。甘みがあり、クセのない上品な味がするのが特徴です。玄そばは、清流に2週間ほどさらした後、引き上げられ、山間の寒い風と真冬の強い太陽の光で乾燥させます。乾燥期間は、関係者が朝晩交替で毎日撹拌作業にあたり、適度な水分量になるまで1ヶ月以上続けられ、やっと完成するのです。
「厳寒清流さらし蕎麦」は、6月26日(日)までの期間限定メニューです。
週末は混みあうことが予想されますので、お早めにお出かけくださいね!問い合わせは、幌加内町役場(0165-35-2121)へ。