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- 道産材の木肌が美しい店舗。右奥がコンドミニアム「andon」
今月、東川町の目抜き通りに、旭岳温泉の湧駒荘が運営する焼き肉店「雪洞(ぼんぼり)」(東川町東町3丁目2-14)がオープンしました。町内で初めての専門店で、開店直後から多くの人で賑わっています。
湧駒荘の社長・竹内崇さんが中学生のころ、先代の両親は旭川市内で焼き肉店を経営していました。「兄や妹と3人で、よくお店の隅で晩ご飯を食べていた懐かしい思い出があります」と振り返る竹内さん。開店にあたって「偶然にも、私の長男もいま中学生。同じ景色を見せられるかな、と嬉しく思っています」と笑顔を見せます。
建築家である竹内さんの兄の手による店舗は、道産材をふんだんに使ったくつろぎの空間。来店して最初に触れる入り口の取っ手から体を預けるソファやチェア、洗面台をはじめ、家具類全般を東川町を代表する家具メーカーが中心になって担当しました。職人の手仕事があたたかな温もりを添えています。
店内ではこうしたアットホームな雰囲気のなか、和牛のカルビ、タンやサガリなど上質なお肉をリーズナブルな価格で提供しています。このほかヤンニョムから自家製の手作りキムチや、湧駒荘で人気の「白い珈琲ぷりん」などサイドメニューも充実しています。
同店は、隣接するコンドミニアム「andon」と合わせ、同社が提案するプロジェクト「東川tomos」の一環。竹内さんは「これまで培った旅館経営のノウハウや料理の腕で、皆様に癒しのひと時をお届けしたいと思います」と力を込めます。営業は午後5時から9時。不定休。予約や問い合わせは同店(TEL.0166-76-7288)へ。