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- たまねぎやにんじん、ごぼうなどの優しい旨みが生きています
東川町で平田豆腐店を運営する(株)けんめいが、8月3日(水)、東川町西町8丁目19に豆腐と白身魚で作る揚げ物の店「揚福(あげふく)」をオープンします。
同社はこれまでおからや豆乳を使ったパンやうどん、パスタなどを近隣企業と共同で開発してきました。厨房を備えたこの店がオープンすることで、今後は自慢の豆腐を生かした多彩なメニューを、いっそうスピーディに製品化できるようになります。
「昨今の健康志向から、豆腐が見直されてきています。さらに若い方へすそ野を広げたくて、手軽に食べられる揚げ物に着目しました」と社長の平田拓也さん。自社製造の豆腐に上質な国産スケソウダラのすり身をおよそ半々で練り合わせ、砂糖と塩、みりん、酒だけで味付けしています。「主役は東川町でとれた大豆と大雪山の伏流水で造った無添加の豆腐。だからこそ、強い甘みや塩味は入れず素直な味わいを目指しました」と話します。
店舗を切り盛りするのは、東京の飲食店で調理の経験を積んできた拓也さんのいとこの平田将智さん=写真=です。「食感は豆腐らしさが前面に出てふわふわ。豆腐の量が多すぎて繋ぎ合わせるのに苦労しましたが、90個近い試作の中からベストな味を見つけました」と自信を見せます。
テイクアウト容器入りと保存パック入りがあり、共に5個入り500円。このほか豆腐ドーナッツ(8個入り450円)や、豆乳うどんを揚げたフライ(400円)も販売します。営業は午前9時から午後5時。月曜定休。今後はドライブスルーの設置や、豆乳ドリンクの販売も予定しています。問い合わせは同店(電話0166-64-6865、8月3日開通)へ。