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旭川出身の元衆院議員でタレントの杉村太蔵さんがプロデュースする商業施設「旭川Harete(はれて)」が、5条買物公園にグランドオープンしました。杉村さんは「ここから全力で買物公園全体を盛り上げていきたい」と意気込んでいます。
旭川はれてには道内外の開業希望者から多数の応募があり、6月のプレオープンを経て、7月10日のグランドオープンで25店が揃いました。広さ7坪ほどの店内にコの字型のカウンターやテーブル席があるほか、2階の屋上を利用したテラス席もあります。中央にはガーデンがあり開放的。各店の座席には旭川家具のスツールを使用しています。
名寄産のもち米を使った「おはぎと器 matsumae」を開業した松前翔太郎さんは、定番のうぐいす、きなこのほか、とうきび、かぼちゃなど道産野菜を使った変わり種のおはぎを常時10種類ほど揃えます。餡は砂糖を控え、野菜の自然な甘みを感じられるよう仕上げました。また旭川では珍しい締めパフェとパンケーキの店「まーる」のオーナー丸谷勇人さんは、昼も夜も2時間ほどで完売した初日のにぎわいに手ごたえを感じています。丸谷さんは「25店が協力し合い、旭川はれてを盛り上げていきたい」と語ります。野菜ソムリエの資格を持つ金子裕之さんは、道産野菜のピザ店「ピザに金棒」を開業。金子さんは市内で野菜ダイニングも経営しており、「これまでのノウハウを生かし、道産野菜のおいしさを届けたい」と力を込めます。
寿司や海鮮丼、お酒に合う一品料理を提供する「鮨処 朧月(おぼろづき)」は、市内の有名ステーキ店を経営する小林大祐さんが開いた店。「寿司屋の敷居の高さを取り払いたい」と話す通り、握り2~3貫とお酒を一杯いただいくちょい飲みを楽しむ客が多く、カジュアルに寿司を楽しむ新しい提案が受け入れられたと感じています。
このほかアジアン屋台料理や農家直営のおにぎり、カフェ、ラーメンなど、多彩なジャンルの飲食店が営業。出店者会の会長も務める小林さんは「ここに来れば誰かに会える。そんな目的で立ち寄れるコミュニケーションの場になれば」と話しています。