内容のー部もしくは全部が変更されてる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
- 7月の企画展に参加するかっぱ巻き太郎さん(右)、ギャラリーの内装をデザインした工藤光さん(左)とは、互いに刺激しあう関係
- 横井さんが制作中の、初期バロック期に使われていたオクターブスピネットチェンバロ
近郊で活動するアーティストを応援しようと、旭川出身の横井昂也(たかや)さん(写真中央)が、無料で利用できるギャラリーカワバタ(旭川市川端町4条4丁目5-5)をオープンしました。
横井さんは大学の音楽科を卒業後、ヨーロッパの古い楽器を扱う東京の楽器店で働き、コンサートでチェンバロの調律も経験しました。その後はアーティストを支援する静岡のアーツカウンシルで活動し、一昨年に帰旭。古い楽器や音楽に触れるうちに自分でも作りたいという気持ちが芽生え、現在は旭川高等技術専門学院で木工を学びながら、初期バロック期の小型チェンバロを製作しています。
ギャラリーは、かつて横井さんが住んでいた住宅を改装。自身も工房として利用しながら、旭川市内近郊の若手アーティストの活動の場として、5帖と10帖の2部屋を土日のみ無料で貸し出します。ワークショップ体験や作品展示、製作スペースなど、使い方はいろいろ。「開設は来年の3月までの期間限定を予定しています。本格的な活動はこれからという方にこそ使ってほしいです」と横井さん。
7月は3日(土)・4日(日)・5日(月)・10日(土)・11日(日)に、旭川在住の若手作家4人による合同企画展「新風堂々わかもの展」を実施。優しいタッチのイラストや水彩画、日本画、細密模様的な抽象画と、ジャンルの違う作品を20点以上展示します。またそれぞれが旭川をテーマにした新作も用意。作家ごとの表現の違いにも注目です。入場無料。
今後の企画展の情報はインスタグラムで発信しています。問い合わせは横井さん( takaya451@gmail.com )へ。