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ブルガリア政府文化勲章に続き、昨年ルーマニア政府文化勲章を受章した新得町出身の世界的指揮者、及川光悦さんが代表を務める日本音楽文化交流協会による「国際親善交流特別演奏会」が、9月7日(月)午後6時30分から旭川市大雪クリスタルホール音楽堂(神楽3ノ7)で開かれます。
優れた音楽家を多く輩出する東欧諸国ですが、国内経済が安定しないため、生活環境が困きゅうし、有能な若手演奏家が世に出るチャンスに恵まれない状況があります。 同協会では毎年、東欧の有望な若手演奏家を招へいし、日本デビューの場を提供しています。旭川での公演は21回目。また、ふだん生のクラシック音楽にふれる機会が少ない65歳以上の高齢者や障害者、養護施設の入所者、母子家庭の人、東日本大震災の被災者の無料招待も行っています。
今年の演奏家はブルガリア出身のピアニスト、ナデジダ・ツァノヴァさん。パンチョ・ヴィラディゲロフ国立音楽学校卒業。国内外のコンクールで3回のグランプリを含む20以上の賞を獲得。ヨーロッパ各国の楽団でソリストを務め、ヴィラディゲロフ氏の生誕110年とソフィアフィル交響楽団の創立80周年を祝う特別公演ではチャイコフスキーのピアノ協奏曲第一番を演奏し、高く評価されました。
今回は、ベートーベンの「ピアノソナタ第23番『情熱』」、ショパンの「ピアノソナタ第3番、スケルツォ第2番」、ラヴェルの「ラ・ヴァルス」を披露します。曲の合間に作曲者や曲目解説も行われ、クラシック音楽初心者も楽しめる内容になっています。
一般チケットは全席自由3000円で、ヤマハ旭川店で取扱中。また無料チケットについての問い合わせは同協会旭川支部の浅利さん(電話090-9758-5619)へ。